
日本刀を好きになるきっかけって、どんなことでしょう。
歴史が好きだから。アニメに登場した刀がかっこよかったから。きっと、いろいろありますよね。
こはくの場合は、刀の中に見つけた「小さな月明かり」でした。
はじめまして。日本刀が大好きな白狐、こはくです。藍色の羽織と、ふわふわのしっぽが目印。このサイトで、みなさんと一緒に日本刀の世界をめぐっています。
昔話が好きだった、小さな白狐
こはくは、木々のざわめきや、季節ごとに咲く花に囲まれて育ちました。
小さな頃から好きだったのは、昔のお話を聞くこと。遠い昔に生きた人や、不思議な言い伝えのことを聞くと、「その先はどうなるの?」と、耳をぴんと立てていたんです。
でも、その頃はまだ、日本刀にこんなにも夢中になるとは思っていませんでした。
刀の中に、小さな月明かりを見つけて
日本刀に心を惹かれたのは、子どもの頃のことです。
目の前の刀に、淡く浮かぶ模様がありました。刀の刃に見える「刃文(はもん)」です。
「小さな月明かりみたい」
そう思ったら、胸がどきどきして、目が離せなくなってしまいました。もう少し見ていたい。もっと知りたい。それまで昔話の中にあった刀が、目の前で、こはくの心をつかんだんです。
「どうしたら、こんなにきれいな刀ができるんだろう?」
その小さな疑問が、こはくと日本刀の、長いお付き合いの始まりでした。
知れば知るほど、好きになってしまうんです
すっと伸びる姿や、やわらかな反り、刃に浮かぶ模様。日本刀を前にすると、まずは言葉も忘れて見入ってしまいます。
でも、しばらくすると、今度は聞きたいことがあふれてくるんです。
「どうして、この形なの?」「この模様は、どうやって生まれたの?」「作った人は、どんなところに心を配ったんだろう?」
ひとつわかると、さっきまで見ていた刀が、少し違って見える。そして、もっと知りたくなる。こはくにとって日本刀は、何度でも好きになってしまう存在なんです。
この美しさを生んだ手に、ありがとうを伝えたい
こんなにも心を動かす刀が、人の手で作られた。そのことを思うと、こはくは胸が熱くなります。
どれほど技を磨き、どんな工夫を重ねて、この姿にたどり着いたのでしょう。完成した刀を見つめながら、作った職人さんに聞いてみたいことが、いくつも浮かびます。
そして、作られた刀を大切に守り、次の時代へ渡してきた人たちがいる。目の前の一振りに出会えたことまで、うれしくなるんです。
だから、こはくは見た目の美しさと一緒に、その向こうにある職人さんの技や、受け継いできた人たちのことも知りたい。そして、みなさんにも伝えたいと思っています。
普段はのんびりしていますけれど、刀の話になると、つい前のめりに。「この刀の、ここを見てください!」なんて、しっぽを揺らしながら話し続けてしまうかもしれません。
……その間に、お茶はすっかり冷めてしまうんですけれどね。
「ちょっと気になる」から、一緒に楽しみませんか
こはくも、まだまだ勉強中です。難しい言葉に出会ったら立ち止まって調べますし、知らなかったお話を見つけると、誰かに話したくなります。
このサイトでは、日本刀の見どころや名刀の物語、アニメ・漫画に登場する刀などを、親しみやすい言葉で紹介していきます。
歴史の記録、語り継がれた伝説、作品の中の設定。それぞれを区別しながら、面白さを一緒に見つけていきたいです。
詳しい知識がなくても大丈夫。「きれいだな」「かっこいいな」「ちょっと気になるな」。そんな気持ちを入り口にしてみませんか。
こはくの始まりも、たったひとつの「きれい」でした。
あの日、刀の前で胸が高鳴った気持ちを、今度は誰かと分かち合いたい。「ね、この刀、すてきでしょう?」と、一緒に目を輝かせたいんです。
読んでくださった方が、いつか一振りの刀を前にして、「もっと見ていたいな」と足を止めてくれたら。それが、こはくにとって何よりうれしいことです。
※こはくは、このサイトのオリジナル案内役キャラクターです。生い立ちや思い出は、キャラクターの創作設定です。
