日本刀に刃紋がある理由は?
基本的に、刃紋のない日本刀はないんですよね。
刃紋は直刃と乱刃に分けられます。
種類
乱刃は直刃に近い大湾から、湾、互目、丁子等の種類があります。
五箇伝といわれる、「大和」、「山城」、「備前」、「相州」、「美濃」の産地による個性ですね。
あとは時代と鉄の性質ですね。
刀匠の好み等によっても分かれますけれど。
価値
価値については刃紋のみでは決まりません。
切れ味で価値は決まります。
一見ただの直線に見える「直刃」にも沸や匂いと呼ばれるマルテンサイトがあります。
喰い違い、ほつれ、鼠足、葉、砂流し等いわれる細かい動きがあります。
見た目派手な乱刃に対して一見地味だけど多くの玄人好みと呼ばれる所ですね。
刃紋は刀匠の好みですよ。
直刃の波紋って?
刃紋がないと思うものは直刃と呼ばれるものですね。
刃紋がないのではないんですよ。真っ直ぐな刃紋です。
作風によっていろいろあります。
曲線のうねりが小さい「小乱れ」大きいと「大乱れ」と呼びます。
焼き入れの時に泥の塗り付け方によって模様が変わって来ます。
刃紋の好みは刀匠の好みや所持する人の好みですけれど。
良く使われるのが、この直刃です。
実戦では切れ味が良くて、折れず、曲がらないからです。
新刀って?
江戸時代初めに作刀された日本刀は「新刀」と呼ばれますけれど、
戦がなくなった日本刀は武士に取っては武器ではなくて、武士のたしなみになっていきました。
戦わなくなった日本刀は「鑑賞用」として変わっていきました。
派手な刃紋が売れたこともありましたから、刀匠は様々な刃紋を作刀しました。
日本刀は日本の美しさに変わっていったのですよね。
まとめ
争いがなくなったことは良いことですけれど、日本刀の衰退化にはショックを受ける私がいます。
弓や槍、鉄砲等の活躍で衰退化して美術工芸品に変わっていった日本刀はいつまでも
愛されていたいと願っています。
日本刀の良さは今では「美」になってしまいましたけれど、
本当はこれで良かったのかも知れませんね。
血を争うことよりも、日本刀の美しさと素晴らしさが強調されていますから。
所詮ただの人切り包丁と言う人もいますけれど、その人切り包丁があったからこそ、
今の日本があるのですよ。
大袈裟な表現ですけれど、戦国時代が歴史を変えた時から、
今日まで日本刀だけではないけれど、日本刀も含まれていることは忘れないで
いて欲しいと思っています。

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